建方の後の屋根じまい風景~杉皮を葺いて日本瓦の下地にする。当社はお客様との相談の上でなるべく新建材は使わないようにしています。日本の伝統建築は改築・増築が可能です。(ツーバイフォー建築はそれができないのが欠点です。)
あなたは指金(さしがね)と勘(かん)による芸術をご存知ですか?
私たちの国、日本では「住空間」にそれらが用いられてきました。それは、何百年、何千年に渡って受け継がれてきたまさに伝統技術です。この四季に恵まれ、水と生き物の宝庫である日本列島の中で、特有の風土に適応しながら行き続けてきた技(わざ)でもあります。
<左官>左官職人さんによる技。西井建築工務店では、断熱は 基本的に『土壁』をお勧めしています。(施主様のご要望のよっては、他の断熱材でももちろん施工させていただきます)
<荒壁塗り>竹子舞の下地に荒壁が塗られていく。呼吸する壁 土壁が これから作られていきます。
<裏返しの塗り>荒壁の表塗りが乾燥したら 次に 裏返しの塗りに入る。編んだ竹子舞の下地に綺麗に荒壁が塗られていきます。
<大直し、中塗り>荒壁を十分 乾燥させた後、大直しと中塗りの工程となります。
<仕上げ塗り>中塗りから 約一年ほど乾燥させてのち 仕上げ塗りとなる。手間ひまかけてつくられた土壁が、これでようやく完成を迎える事となります。
気持ちを込めて仕上げられる仕事の良さ。
手抜きをしない在来工法で作られた家は地震にもまけません。
科学技術は進歩しても日本列島の四季に恵まれた湿潤な気候・風土はかわりません。自然環境が人の力によって変わり始めてるかもしれませんね・・・。
西井建築工務店(にしいけんちくこうむてん)
〒516-1501
三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦1753
TEL 0599-66-1218
FAX 0599-66-1218
設立年(創業) : 1992年
代表者氏名 : 西井進一(にしいしんいち)
プロフィール : 昭和41年3月15日生まれ 魚座 O型 昔かたぎの大工さんの元で修行を積んだ後独立しました。材木の入札権も持っており、製材も設計も致しております。
実績 : 施工実績のページでご案内しておりますが1年に1軒建てています。